大学時代、ファッションは“楽しさ”だった。
トレンドを追い、古着を漁り、少し背伸びしたブランドに心を躍らせていた。
ところが、20代・30代を迎えると状況は一変。
日々の忙しさに追われ、動きやすさばかりを優先するようになって、
服は「機能」でしかなくなっていた。ラクな格好、ラクな思考。
そんな自分を変えたのが、ある日ふと手に取ったジャケット。
セットアップで着てみると――「着るだけで決まる」感覚に衝撃を受けた。
姿勢が変わり、歩き方が変わり、なにより自分の中の“意識”が変わった。
それから、セットアップが僕の相棒になった。
服を選ぶ時間も、悩む瞬間も、全部を味方にしてくれる魔法のスタイル。
大人の余裕と遊び心が詰まった「粋に揃える」美学。
このブログでは、そんなセットアップ愛を全力で語っていきます。
かっこよく、ラクに、そしてちょっと粋に。
同じように“スタイルを見直したい”と感じる誰かの背中をそっと押せたら嬉しいです。
ようこそ、《ビリップスの着る哲学》へ。